無、嘘、ほんと

あなたはきょう、しあわせでしたか
わたしはきょうをただ浪費しました
やり過ごしてしまいました、無です
嘘です、どっちでもいいです

仕事でしたか、おかえりなさい
学校でしたか、おつかれさま
お休みでしたか、心は休めましたか

心を研ぎ澄ましてみると
感動することが沢山ある筈なのに
気付いたらわたしたちは
あまり涙を流さなくなっていて
日々の生活を生活じゃなく
ただ流れていく水みたいに扱って
そんなの酷いと思ったんです

だから

文字や言葉に血が流れているような
そんな詩集を買って
声に出して読んで、読んで読んで
勝手に涙が出るのを待ちました
目に沁みて痛かった


わたし、わたしたちは
しあわせ、以外の感情ばかりを
際立って感じてしまうのは何故
どうしてだろう

夏になっても何も変わらないのは
どうしてだろう、キラキラしない

あいされたいけど、でも
あいしてあげることはできないな
どうしてだろう

きょうがきのうになって
あしたがきょうになって
せかいがぐるぐるまわって
じかんかちくちくすすんで

わたしが骨だけになる頃の
さいごの風を知りたいな
なまぬるい風だったらいやだな
洗濯物が泳ぎながら、
気持ちが良いと言う
そんなのがいい  贅沢かな

あしたに希望を持てないから
取り敢えず生活をするんです

汗でべたついた肌が不服だけど
シャワーで心の汚れはとれないし
だいじなものを見失いそうだな
あしたも、あしたも、呼吸する

お腹の調子が良くなったら
美味しいごはんをたべたい
その為に
おかねを、おろしておこう

きょうは良い曲が出来た
ただそれだけで今日の意味になる
うたいながらねむりたい
あしたも生きて起きれますように

まつもとまい子 Official Site

自分を助けるために曲をつくる、うたう

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