わかれみち
わたしが生活している場所には
わたしとの別れを知って
涙を流して別れを惜しんでくれる
でも、頑張れって応援してくれる
愛の溢れているあたたかなひとが
沢山、沢山いる
わたしの音楽なんて
聴いたこともない筈なのに
わたしの人となりをみて
それだけで支えてくれる
あたたかなひとが沢山いる
幸せだな、離れたくないな、
何度思っただろう
今でも少し、後ろめたさを感じる
でも、
後悔はしない
今程、自分の足元が
見え過ぎていることは無い
失うものがあって
得るものがあって
その渦の中で
失うことが怖いものと
失っても構わないものがある
得ることが怖いものと
得ても仕方がないものがある
残酷だとおもう、
清々しいとおもう
あなたの代わりは他にいる、
そう言うことを躊躇わなければ
わたしは楽になれるだろうか
あなたの代わりは他にいない、
そう言うことを躊躇わなければ
わたしは楽になれるだろうか
わたしは、
色んな人との
さようなら まで
思っていたより
近いところにいたみたい
今はただ、美味しいごはんを
一緒に食べられる誰かと
これからの話がしたい
格好付けずに
否定も肯定も必要ない
生活が出来るように
あなたの明日は
ちゃんと、あなたのものですか
夜は短いです
まつもとまい子
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