恋愛について
「結婚願望ないの?」
職場の先輩(男性)に尋ねられた
「ありますよ。」
わたしは答えた
先輩
「恋人、欲しくないの?」
わたし
「今、必要なくて。」
先輩
「どうして?」
わたし
「倫理学的にも理に適ってるんです」
先輩「???」
わたし
「恋愛をすると、他人からの好意によって、自信がつくじゃないですか。ああ、じぶんを認めてくれて側に居てくれるんだな、このひとは。って思えるじゃないですか。少なくとも、恋人に救われる部分って、幾らかあると思うんです。そこから偏った感情になっていってしまうことも、世間的にはあるんだろうけれど。だからわたし、いつのまにか、恋愛を倫理学的に考えてしまう癖がついちゃって。恋愛をすることで、じぶんの存在意義を、存在価値を、見出すことが出来ちゃうんですよ。すごいですよね。だから、恋愛をすることは素晴らしいことだと思います。恋人がいるって素敵だし、そう思っているから、別に恋愛したくない訳じゃないです。」
先輩
「じゃあ、なんで?」
わたし
「今のわたしは恋愛をしなくても大丈夫なんです。恋愛以外で、沢山認めて貰えてる。大丈夫だ!って思わせてくれる、そんな大事なひとたちがわたしの側にいてくれるから。そして、こんな風に自己分析が出来ているから、大丈夫だなって、思えてます。だから、今は恋愛をする必要がないんです。」
先輩「なるほどね。それが例えば音楽だったりする訳なんやね。」
わたし「そんな感じですね。」
先輩「今迄 恋人が出来たときはどうしてたの?倫理学的に考えるのが先で、衝動的な感情になることはなかったん?」
わたし
「好きになったらその時ですよね。」
「だから、今わたし、倫理学がどうのこうのとか言ってますけど、実際、その時にならないとわからないです。」
先輩
「笑。」
わたし
「笑。」
こんな、お昼休みの小話。
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